子どもたちが小さい頃は
「パパだーーーいすき!!」
って言ってくれたもんだ。
それが今や
「パパだーーーーーーーーい こん!」

である。もうどうやって外して笑いを取りに行くかを全力で考えているじゃないか。最高か?
「バレてしまったか・・・実はパパは・・・大根だったんだよ。」
「そうだったんだね・・・じゃあぼくは・・・ニンゲンとダイコンのハーフ・・・」
なんてコントができるようになってきたよ。子どもの成長は素晴らしいね。最&高だよ。ダイコン代表として、元気に子育てがんばります♪
おはようございます。にっしーです。
子どもが不登校になった時に、ほとんどの親はショックを受けます。
だって自分自身が「学校に通うのが当たり前で、学校に通っていない子は引きこもり。」と言う常識で生きてきたから。
だから、あの手この手で学校に通わせようとするケースが多いです。
「(学校に通うために)今は休んでいいからね。」
「(学校に通うために)大丈夫?相談に乗るよ。」
全ての枕詞に「学校に通うために」がつきます。そうなると「学校に通わない道を選びたい子ども」の意思とズレが出るんですね。相談しても無駄ってなるし、休み続けるしかなくなるんです。
でもね、仕方がない部分もあるんですよね。無意識は簡単には変えられないから。
例えば・・・犬が超絶苦手な人がいたとしてね、きっと幼い頃とかに怖い経験をしたんでしょうね、脳に「犬=怖い」とインプットされていると・・・どんなに小さい犬も恐れてしまうことになります。
元プロ野球の清原選手。
あの屈強なイメージの清原選手ですが、犬は大の苦手で・・・小さい犬でも逃げ回るのだそうです。
子犬よりも清原選手の方が強いのは明確ですし、噛まないのを分かっていても怖いんですよね。そうなると「大丈夫、噛みませんよ!」って言われてもダメなんです。人間は意識よりも無意識の方が強いから。
「学校に通わなかったら不幸になるんじゃないか。」
この前提を崩さないと、子どもの不登校は受け止められません。
まずはこの無意識を変えていかなければならないんですね。
この無意識が変わらない限り、いくら言葉で「不登校でも大丈夫」「不登校でも成功した人はいる」って言われても怖いものは怖いし、不安なものは不安なんです。子犬が怖い清原選手と同じです。
無意識のアップデートには時間がかかる。
無意識のアップデートをするには、新しい経験の上書きが必要。
これを知っておいたらいいと思います。
「学校に通わないぶん時間がたっぷりあるじゃん!いいね!」
「学校に通わないってことは自分らしく成長できるってことかもよ。」
「学校休むの?オーケー。じゃあ遊びに行く?」
こうやって言えたら、不登校は悪じゃなくなるんですね。
つまり、不登校=不幸にしているのは、周りの大人だったりするわけです。
だから、無意識をアップデートできるまでは・・・第3者を頼るのがいいんです。「学校に通わないことにしたんだね!じゃあ何しよっか?どんなことがしたい?」ってニュートラルに聞ける大人が必要です。
今や誰もが知っていることかとは思いますが
『大人になってから直接的に因数分解は使いません。』
もちろん、脳の考え方を深めるためには知識が必要だし
進学校に入るためには学校の勉強を理解している必要があります。
ただねぇ、経験上ですが・・・本人が納得して・・・「やりたい!」ってなったら、学校の勉強なんてあっという間に身につくんです。
でね、学校に通っているほとんどの子どもたちは
自分から「やりたい!」とは思っていないから、ただなんとなく知識をつけているだけなんです。
やろうと思ったら簡単に追いつけます。
やる気が出たら、時間は山ほどありますもん。不登校の子どもって。
最初のやる気の部分がネックなのは、他の子どもと変わりません。
不登校じゃない子はあんなにやる気があるのに!
って思っちゃう気持ちはわかりますが、そんなわけないことはご自身が学生だった頃を思い出せばわかりますよね♪
不登校でも不登校じゃなくても、そんなの個人差だし、「苦手なことにやる気を出す」のは誰だってしんどいんです。学校に行っていたって同じですよ。
話が少しずれましたが、学校で習う大半のことは、社会で直接使う知識ではありません。(不必要だとは言っていません。ただ、「進学」を目的としていないのならば、他の知識や経験で代替えができるます。)
小学校で学んだ知識がないと働けない?
そんなことはないです。
中学校で学んだ知識がないと幸せになれない?
そんなこともないです。
どこで学ぶかは大切じゃないんですね。
学校じゃなくたって学ぶ場所はたくさんあるし、学校にないことが学べる機会にもなる。
試しに
「不登校 学び」
で検索してみます?
これだけで大量に情報が出てきます。
「不登校 学ぶ場所」
でもいいね
「不登校 オンライン授業」
ならもっと具体的に出てきますね。
「不登校 社会で活躍」
「ホームスクーリング メリット」
なんでもいいです。こうやって知識を得ていくことで、大人の無意識が少しずつアップデートされていきます。
学校外の学びの場所として「MANAKURO BASE〜まなクロベース」が
お役に立てるのであれば、ぜひご活用を!
(少しぐらいは宣伝してもバチは当たらないはず!宣伝、させて!!)
不登校は学校に通わないことってだけ。
幸せになることは否定されていない。
これを大人が腹に落とすことが何より大切だし、親子が楽になる方法なんです。
(何度も言いますが、無意識は非常に強固です。
焦らずゆっくりと。そして躊躇せず第3者を利用してくださいね。)
敵は・・・学校に行かない子どもじゃない。
自分の中の、無意識なんです。