すぐにできる効果的な褒め方ってない?もちろんありますよ。

  • 2022年7月4日
  • 2022年7月4日
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「褒めなさい!」「叱りなさい!」
「褒めちゃダメ!」「叱っちゃダメ!」

いやいやどっちやねん。
そんな有象無象なアドバイスに囲まれて子育てに勤しむ皆さん。
本当に日々お疲れ様です。

褒めてもいいじゃん。叱ってもいいじゃん。
でも、やり方は知っておいたほうがいい。ちょっとの知識が効果を倍増させるからね。

今日は「褒め方」を具体的に簡単に解説してみようと思います。

まずはね、褒めたらいいのか、叱ったらいいのかについて。

こんなんぶっちゃけ

どっちもやったらいいです。


褒めるだけとか難しいよね。友達を殴っちゃった子どもに、

「よく殴ったねぇ!ナイスパンチ!」

とか言えないじゃん。のび太の漫画本を奪うジャイアンに

「よ!ガキ大将!」

とか囃し立ててもつけ上がるだけでしょ?

だから叱ってもいい。でも叱り方がある。叱り方は、次回やりますね。

まず今日は、褒め方。簡単に、簡単なことを書くから、ほんのちょっとでも実践してみてください。

褒め方は3種類あるって言われているのね。

① 雑褒め 「すごいね!」「やばいね!」「えらいね!」「やるね!」

もう語彙力いらないやつです。わぁ偉いねぇ。すごいねぇ。かっこいいねぇ。
困ったらすぐ出てくる雑な褒め言葉たち。こんな褒め方だけになってない?

② ヒト褒め 「かわいいね」「優しいね」「頭いいね」「強いね」

本人の見た目とか、特徴を褒めるやつです。一見素敵な褒め方の様ですが・・・テスト勉強頑張って90点とかとってさ、「頭いいね」って友達に言われた時、微妙な気分になったことないですか?いやちげーし。めっちゃがんばったし。って思いませんか?俺は思ったなぁ。

③ プロセス褒め 「ここまでよくがんばってきたね。」「解き方に工夫が見られるね。」「いろいろな色を使って描いたんだね。」

本人が努力してきた過程を褒める方法です。どうやってがんばったのかに思いを巡らせて、できるだけ具体的に褒めます。これが最も効果的で、頑張る気になります。行動を褒める。過程を褒める。本人がどうやって辿り着いたかを褒めるんです。

①、②の褒め言葉ばかりもらう子どもは、
「頑張らなくなります」。

どうして?

だって楽なことやったほうが結果が出るから褒められやすいじゃん。

結局どうやってがんばったかよりも出てきた結果が褒められるなら、無理しようと思わなくなるんです。目の前に難しい課題と易しい課題があったとして、①、②の褒め言葉をもらっている子どもは半分以上の子どもが易しい課題を選びます。これは実験で実証されているんですね。

でもね、③の褒め言葉をもらった子どもは・・・

なんと9割が難しい課題を選ぶんです。

解けても解けなくても、がんばった過程を褒めてもらえるからです。
より頑張れる方を選ぶようになる。

きっと大人もそうだよね。

どんなに仕事を頑張っても、結果しか褒めてもらえないなら、無理しないようになるんだよ。どんなに工夫して料理を作っても、「うまい」しか言われないなら、そんな細かい工夫しなくてもいいかな?って思っちゃうでしょ?

そして、③のプロセス褒めは、「失敗した子ども」にさえ勇気を与えます。

テストで失敗した子どもに
「目標を達成するために、いつもより努力をしてきたね。」

転んでお皿を割ってしまった子どもに
「急いで運ぼうと思ってくれたんだね。」

子どもの思いと行動に注目するんですね。
これは「叱るコツ」にもつながります。

大事なのは、子どもががんばったことに対して共感すること。
子どもってね、「評価」が欲しいんじゃない「共感」が欲しいんです。

「いい」か「悪い」かが聞きたいんじゃない。

こんなことを頑張ったの!こんなところを工夫したの!見て!

なんですね。
「よくがんばったね!」「面白い発想で作ったね」
「いろいろな色を使ったんだね」「細かいところまでよく気がついたね」

子どもが頑張ってきたことを見つけて、具体的に褒める!

この具体的にがとっても大事。

そして、できれば、子ども自身の感想を聞いてあげましょう。

「うまくいってどう思った?」「どんなところに工夫したの?」

じゃあ練習しましょう!!

A 子どもが上手に字を書きました

はい、褒めて!!③だよ。

①、②は「きれいだね」「いいじゃん」「上手!」「才能あるね」

③は
「すごく集中して、何度も書いていたね」
「線が曲がらないように意識していたのが伝わったよ。」
「ココの止めと払いが丁寧だね。」
「他にどんなところを気を付けて書いたの?」

B 子どもがおもちゃを片付けた

さぁ、褒めて♫

①、②は「きれい」「やるね」「天才だね」「偉い!」

③は
「最後まで諦めずに頑張れたね!」
「おもちゃを種類ごとに分けたんだね。」
「手早く片付けることができたね。」
「きれいになって、どう感じた?」

なんとなく見えてきましたか?
これにね前回やった「アイメッセージ」を追加できるともっと良しです。

「お母さん、びっくりしちゃった。」

「お父さん、嬉しい気分になったよ。」

大袈裟に言う必要はないからね。思ったことを思ったままに。

あ、もちろん本当に「すごい!」と思ったら「すごい!」って言ってもいいの。
それは自分の気持ちでしょ?心からの「すごい!」はちゃんと子どもに伝わる。

でも、上っ面の雑な「すごいね」「えらいね」もちゃんと「上っ面な感じ」が子どもに伝わるんです。だから子どもは上っ面ばかり気にするようになります。

簡単なことのようだけど、子どもの動きが変わります。

「③プロセス褒め」はパートナーとか、部下にも有効です。

今日からちょっとだけ、取り入れてみましょう!